NHN JAPAN

NHN JAPAN株式会社について

NHN JAPAN株式会社は、韓国のNHNが設立した日本現地法人であり、オンラインゲームを中心に様々なエンターテイメントサービスを提供しています。また、日本オンラインゲーム協会やコンピュータエンターテインメント協会の正会員でもあります。

沿革

この会社は2013年4月1日に設立されました。当初はNHN Corporation（現：NAVER Corporation）からのスピンオフにより、NHN Japan株式会社として誕生しました。2013年8月には社名をNHN PlayArtに変更して、さらに同年12月にはSAVAWAYを子会社化しました。

2014年には、複数の企業との合併や買収を行い、《株式会社深紅》との合併、さらにLINE株式会社から《株式会社データホテル》（現在：NHNテコラス）の全ての株式を取得しました。その後、2015年10月にはPCオンラインゲーム部門が分割され、NHN comicoに社名変更。2016年にはアニメイトとの共同会社「anipani」を吸収合併し、ブランドは存続しました。

2017年ではWebtoon事業を新設し、NHN comicoへと移行しました。続く2019年には、オフラインサービスの一部を他社に譲渡し、同年中にNHN CAPITALを吸収合併しました。

その後も事業譲渡や会社分割を繰り返しながら、2021年にはクラウド技術センターの事業を分割し、2023年には「NHN Cloud」サービスをNHN Cloud Japan株式会社に承継しています。最近では2023年8月に自社ビルへオフィスを移転し、事業のアプローチを強化しています。

主なサービス

NHN JAPANは多数のオンラインサービスを展開しており、特にNHN comicoはスマートデバイス向けのコミックサービスとして人気を博しています。また、LINE GAMEではスマートフォン向けのゲームが配信され、特に「LINE:ディズニー ツムツム」やレベルファイブとの共同開発による「妖怪ウォッチ ぷにぷに」が知られています。

NHN PlayArtでは「＃コンパス 戦闘摂理解析システム」といったゲームが提供されています。これらのゲームは、特にユーザー同士の交流を楽しむ機会を提供しており、国内外で多くのファンを魅了しています。

終了したサービス

一方で、いくつかのサービスは終了しています。例えば、ポータルサイトやSNSサービスの「エントイ」や「CURURU」は過去に提供されていましたが、現在はサービスを終了しています。また、「チョコットランドモバイル」や「プロ野球ファミスタオンライン」などのゲームも提供されていましたが、いずれも終了しています。これらのサービスに対する人気は高かったものの、事業の変遷に伴い市場戦略として終了に至りました。

まとめ

NHN JAPAN株式会社は、韓国のNHNにルーツを持ち、国内外のエンターテイメント市場で多彩な展開を行っています。近年の会社分割やサービスの見直しを繰り返しつつ、今後も新たな挑戦を続けていくことでしょう。オンラインゲームを中心に、ユーザーに楽しさを提供していく姿勢が注目されています。

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